平成30年度教化方針
- 長浜教区宗祖親鸞聖人750回忌御遠忌を迎えて-

 これまで、24組では次世代に教えを継承していけるお寺を目指し、住職・坊守等と門徒が協力し、事業を展開してきました。昨年度は推進員養成講座を実施するとともに、ホームページの開設によって、若い世代や地域に向けて、寺や組の取り組みなどについて発信することができました。
 長浜教区では、今年度、宗祖親鸞聖人750回御遠忌をお迎えします。この御遠忌を機に、一人ひとりが聖人のみ教えに出会うことが大切であります。
 組においては、聞法の輪の拡大と共同教化の推進を目指し、教化方針に則り各部会に於いて、次の事業を展開していきます。

1 組御遠忌事業の実施

 教区御遠忌を機縁にして、組においても特別事業を計画実施します。聖人ゆかりの地を訪れ、聖人のご苦労を偲ぶとともに辿られた歴史を学びます。

2 同朋会を担う門徒・若手僧侶の育成

 組では昨年度、若手僧侶がスタッフの中心となり推進員養成講座を実施し、新しい同朋の会推進員が生まれました。今年度からは、組と推進員連絡協議会の連携を深めていきます。また教区指定同朋の会、暁天講座等の実施によって、同朋の会を担う門徒と若手僧侶の育成を進めます。

3 プロジェクト24の活動

 プロジェクト24が結成され3年目です。壮年層を中心に所属するお寺の枠を越えて仲間の輪が広がっています。幅広い世代においてお寺に関心を持ち関わる人が増え、寺や組の活動の活性化につながる事業の実施を考えていきます。

4 寺の取り組みや仕組みの交流

 近隣のお寺でありながら、互いに知らないことが多いのではないでしょうか。各寺を訪問し、教化活動や寺の仕組み、教化教材などについて情報を交換することによって、互いに教化活動への方策を見つける取り組みをしていきます。