有意義だった組同朋大会

 去る6月9日(日) 、西柳野の円行寺に於いて、組同朋大会が開催されました。
 組内30ヶ寺中24ヶ寺から代表者が115人参加されました。

 寺をともに創る「共創」のテーマの下、講師として長浜教区駐在教導の永井貴宗氏をお迎えしました。午後1時30分から水上門徒副会長の司会で開会式が進められ、真宗宗歌のあと合唱団「山河サンガ」の佛教讃歌の披露がありました。続いて美濃部組長の挨拶があり、秦組教導から趣旨説明が朗読されました。
 


 今回は、組内の取り組み事例が3者から発表があり、先ず、今年1月に誕生した「ネオボーズ」(組内寺院若院の集まり) の代表である来入寺若院美濃部俊道氏から、結成された経緯や現状、更には将来の展望などが発表されました。
  続いて、家族で入寺された西野充満寺住職西野健太郎氏と美濃部組長の対談内容がビデオで紹介されました。充満寺では現在推進員養成講座が開講されていて、その状況や入寺されての感想、更には住職としての決意などが熱く語られ、参加者は真剣に頷いておられました。
 最後に、浄教寺門徒代表の方から、一昨年本山主催の「元気塾」を受講され、その後お寺で住職と門徒とが一体となって、お寺の強みや弱みを点検しながら寺業計画を立てられ、報恩講の参詣者が大幅に増えるなど、聞法道場として活性化していく具体的な取り組みが評価され、本山表彰を受けられことを紹介されました。映像で紹介された発表は参加者の多くに感銘を与えました。アンケートにも「良い取り組みを教えていただいた。お寺へ持ち帰って役員と話し合ってみたい」などの声が多くありました。


 講師の永井氏からは、「今後の24組・お寺の展望にかかる可能性」を中心にお話され、発表された3者の講評をしていただきました。最後に「できることからまずやってみる」ことが大事だと、そして「点」から「線」になっていく組のネットワークの構築に視点を置くことを教示くださいました。
 


 午後4時過ぎに安居門徒会長の閉会の挨拶があり、恩徳讃を斉唱し散会となりました。それぞれが新しい一歩を踏み出すために、いろいろなヒントをいただいた有意義な同朋大会であったと思います。  

(取材・広報委員) 

 

 

 

 







2019年06月27日