令和2年度 組総会報告

令和2年度 組総会報告

                                 組長 熊野 俊史
 令和2年度の組総会は、8月8日に予定していましたが、コロナウイルス感染拡大防止のため書類審議とさせていただき、書面議決の結果、提案しました第1号議案から第6号議案全て、賛成87票、反対0票、無効2票によって可決されました。

 コロナウイルス感染拡大の終息の目途が立たない状況の中でのスタートとなりましたが、現状認識を共有しながら、慎重に取り組んでまいりたいと考えております。ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げ、総会のご報告とさせていただきます。

[2020年度教化方針]

 -アンケート結果を踏まえた教化の再スタート-

 新型コロナウイルス感染防止対策の影響で社会生活が大きく変化しました。組においても、昨年度の重要な事業が実施できずに終わり、また仏事や寺の教化活動も行えないなど、危機感が広がっています。
 教区親鸞聖人750回御遠忌の総括に「真宗門徒にとっての危機とは、参拝者の減少や門徒の減少ではない。危機とは、親鸞聖人のみ教えが伝わらないことである」と記されています。
 長浜教区では、御遠忌厳修を機に各寺の実態把握のためのアンケート調査を実施し、取り組みの成果と課題をまとめられました。その中で、組や教区との連携、また情報の共有や課題解決のためには、寺の月例役員会の開催が非常に重要であると指摘されています。
 これらを踏まえ、24組では、門徒が集い聞法できるお寺の回復と活性化を目指し、次の事項に取り組みます。

1 アンケート結果の活用
  組や寺院における教化の課題を分析し、今後の教化の方向を探る。
  ①月例役員会  役員会の重要性の確認、役員会開催の促進と充実
  ②共同教化   隣寺、近隣地区、組における教化活動の工夫

2 寺院活動の情報交流
  各寺の取り組みについて情報交流するとともに、他組との交流を行う。
  ①年間行事   門徒が積極的に参加できる内容
  ②月例役員会  開催意義の再確認、会議の内容と進め方

3 聞法活動の情報交流
 各寺の取り組みを交流する。
  ①同朋会・婦人会・日曜学校   門徒が参加しやすい内容と進め方
  ②教材・寺報・伝導掲示・SNS   時代に対応した内容と方法

2020年08月17日