9月12日(土)午後7時より、組教化委員を対象に研修会が開催されました。
委員30人中25人の出席者でした。
今年春先からのコロナウイルス感染拡大の状況の中で、組の行事がことごとく中止となり、2019年度下半期の行事ができませんでした。
7月からの新年度にあたっても、コロナ禍の収束の目途が立たず、第2波とも言われている状況下では、「3密」を避ける事業の開催はしばらく見送らざるを得ないと判断されました。
各寺の住職坊守更に門徒会、婦人会などを対象とした研修会の代わりに、初めての企画ですが、この研修会が発案されました。
真宗宗歌斉唱の後、熊野教化委員長から開催趣旨を含め挨拶があり、美濃部組教導から、教区アンケート調査資料に基づいて、課題や問題点などが話されました。それを受けて、参加者がそれぞれの意見を発表したり、質疑応答をしながら課題などを深めることができました。
教化委員としての任務や使命を感じながら熱心な研修ができました。とても有意義な学びでした。最後に安居門徒会長から閉会の挨拶があり、午後9時に恩徳讃を斉唱して散会となりました。
研修内容は下記の通りです。
2019年度長浜教区「寺院の運営・教化等に関するアンケート」調査に学ぶ
趣旨説明
コロナ感染によって差別や孤立、分断などの不安が大きくなっているが、「問題は自分の外にあるのでなく内にある。」と教えられている。苦悩の根を知らされ、一人で生きるのではなく、交わり支え合い生きていることを確かめ合うことが聞法の意味であろう。
昨年度、教区で実施されたアンケート結果からわかる24組の実態と特徴を踏まえ、各寺の活性化に結び付く組教化活動の在り方について意見を交流し、今後の組の取り組みに生かしたい。
1、アンケート結果の説明
(1) 長浜教区アンケート調査報告書より「まとめ」
(2) 教区全体と24組の比較グラフ
2、組教化のあり方についての意見交換
3、今後の方向について共通理解