組暁天講座に約40人がお参り

 今年で第8回目の「組暁天講座」が開催されました。
 第1日目の8月3日(土)は、布施の猶存寺を会場とし、明源寺住職松浦整氏が「私にとって大切なものとは」を講題にお話をされました。自らの過去の歩みを振り返りながら、人生において何を大切にして生きていくのかをご教示くださいました。お金も大事、仕事も、家族も大事ですが、結局は最後に失ってしまうものではないか、自分の人生を貫く大切なものに出会いましたかと呼びかけられているようでした。
 4日(日)の2日目は、西阿閉の恩覚寺で開催され、講演は西柳野圓行寺若院禿恵至氏が「遠く宿縁を慶べ」を講題としてお話されました。教行信証の総序文に出てくる宗祖のお言葉をいただかれ、自分自身の今あることの有難さと尊さを自らの歩みを通してお話し下さいました。
 いずれも午前6時15分からという早朝にもかかわらず、約40人の参詣者の方が、有意義なお話に頷きながら会場をあとにしました。会場をお引き受けくださいました寺院のご住職ご門徒役員の方々に厚く御礼申し上げます。 合掌

2019年08月04日