24組暁天講座報告

 24組では毎年8月第1土曜日・日曜日の2日間にわたって暁天講座を開催しています。コロナ禍で開催の是非を検討されましたが、例年通り行うことが決定され、去る8月7日(土)と8日(日)午前6時15分から、教覚寺(高月町重則)と誓海寺(木之本町大音)で実施されました。
 7日の講師は、東山潤氏(円常寺住職)で「お寺と私」を講題としてお話しくださいました。住職を継承されるにあたってのご苦労や、親鸞聖人に対する思いを、自身のエピソードをご紹介されながらお話しされました。35名の参詣者は、親しみやすい身近なお話に、共感しながら頷いておられました。

 8日の講師は、妙覚寺住職の藤孝英氏で、「おかげさま」の講題でお話しされました。幼い時両親が命終され、27歳で住職を引き継がれるまでのご苦労話を中心に、「おかげさま」の心がいかに大切かを27名が聴聞されました。
 
 両日とも、若い住職が自らの体験を通して、真宗の教えに真摯に向かい合っていかれるお姿に触れ、共にお念仏を喜ばせて頂きました。

(取材・広報委員)

2021年08月13日