組教化委員会開催

 去る7月17日(土)午後7時30分より、千田の来入寺において、2021年度組教化委員会が開催されました。23名の教化委員が出席しました。

 高橋副組長の挨拶の後、2020年度の教化事業の総括がされ、各部会から課題や問題点などが報告されました。特に2020年度はコロナ感染拡大の収束の目途も立たず、諸事業が中止や延期に追い込まれ、今後の取り組みについての不安の声が多く出されました。

 続いて美濃部組教導が司会進行を務め、2021年度の組教化方針の確認をしました。「―新型コロナウイルス感染症防止対策を踏まえた教化の再スタート―」をテーマとし、具体的な取り組みとして、
 1、住職・坊守の研修の充実
 2、組門徒研修の充実
 3、婦人会聞法活動の活性化
 4、前年度事業を踏襲した取り組み
 
 が確認され、承認されました。

 教化方針を受け、各部会から新年度の事業について発表があり、その後部会ごとに分かれて、より具体的な計画を煮詰めました。

 新年度の重点事業は、教区主催の組門徒会員を対象とした研修会に、寺族も参加して一緒に学ぶということ、更に、婦人会研修については、年6回の同朋会を組で立ち上げ、少人数での聞法の場を開設することです。コロナ禍の中で、感染防止に万全を期して何とか皆が集える場を回復する手立てを考えた取り組みです。何もかも中止や延期にするのではなく、基本的に3密を避ける手立てを考え、少しずつ聞法の場を作っていく歩みが始まりました。

 まだまだ安心できるような状況ではありませんし、これから先もどうなるか分かりませんが、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

2021年07月23日