びっくり仰天講座に40人が参加

 去る3月26日(土)午後7時より、木之本ステックホールで24組社会部会並びにプロジェクト24の共催で「びっくり仰天講座」が開催されました。
 3年前から毎年企画されていた事業で、その都度コロナ感染拡大で延期になりようやく今回開催の運びとなりました。
 講師に、難波教行氏(真宗大谷派教学研究所助手・大谷大学非常勤講師)をお迎えし、
 「なぜ葬式は必要なのか」をテーマに研修しました。
 開会行事では村田利文社会部幹事から趣旨説明があり、その後40名の参加者が4班に分かれてグループ討議をしました。身近な問題であり各班では活発な意見が出ました。
 昔と違って、葬儀事情も様変わりし、コロナ禍の中にあって「家族葬」が当たり前のようになり、悔やみ請けがなくなったりお見送りもできないような寂しい葬儀になっているとの声が多くありました。
「いったい何のために葬儀をするのだろうか」というテーマに沿った話し合いがなされました。
 班別発表の後、講師からは、レジュメを準備していただき、法然上人の葬儀や岡部宏生氏(NPO法人境を越えて・理事長)の言葉をご紹介され、葬儀の大切さを教えてくださいました。
 特にお話の中で「葬儀とは、亡くなった人との関係を見つめなおしていくこと」と仰ってくださったことが印象的でした。
 最後に神田廣章プロジェクト24会長より閉会のことばがあり、午後9時過ぎに散会となりました。

(取材・広報委員)

2022年04月11日