3月11日（土）午後2時から、樹徳寺（木之本町田居）のにおいて、24組門徒自主研修会が開催されました。門徒、住職ら約35人が出席されました。
廣部門徒副会長の司会進行の下に、高橋組長の挨拶に続き山岡門徒会長が挨拶され、続いて会場を提供していただいた樹徳寺住職の高橋住職より寺の歴史について話していただきました。2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田家の菩提寺である樹徳寺の移築後や本堂再建の経緯や自身の縁について普段は聞けない話をしていただきました。
このようにいろいろな寺を会場に、その寺の歴史を学ことで寺への興味が湧き、24組内でありがら普段訪れることの少ない寺院を会場に設定していただき良かったと思います。

　『共に創るお寺の形』をテーマに長浜教区駐在教導　永井貴宗師より講義をしていただきました。お寺の原点、仏教とお寺を取り巻く現代の課題、共につくるお寺の形と難しい内容でしたが、自身の経験や歴史を交えながら丁寧に講義していただき有意義な時を過ごすことができました。
真宗の寺院は聞法寺院、わかってもわからなくても聞く、コロナ禍で人と会う機会が減り、法事やこのような講義・法話の機会も減り、お寺だけでなく私たちを取り巻く環境が変わる中、聞く力を維持することが大切であることを改めて思いました。
最後に恩徳讃を斉唱して、午後4時半に散会となりました。