部落差別問題研修会が開催される

 去る11月29日(水)充満寺(高月町西野)において、24組社会問題研修会が開催されました。組内から26人が出席しました。
 テーマは「なぜ私たちは部落差別問題に学ぶのか」で、澤面宣了氏(浄願寺住職)が講師を務められました。

 部落差別問題の学習を進めるにあたって、いつも聞こえてくる声は次のようです。
 ➀今日、一般では「人権問題研修」が進められているのに、大谷派でいまだに「部落差別問題研修」
  をしているのは何故か。
 ②若い者は部落差別を知らないし、差別意識ももっていまい。知らないものに教える必要があるのか。
 ③差別する者も悪いが、差別を受ける側にも問題があるから差別がなくならないのではないか。

 以上のような課題を踏まえて、「是旃陀羅」の問題を詳しくお話しされました。
最後に、私が聞法することと私が部落差別問題に学ぶことは別々にあるのではなく、1つであると話され有意義な研修を終えました。


 

2023年12月13日