親鸞聖人御遠忌盛大に円成!

 長浜教区では、五村・長浜両別院で、71日間の御遠忌をお迎えしましたが、5月19日の長浜別院御遠忌法要結願日中で円成しました。

 3月10日の東日本復興支援「いのちとことばの響舞台」で幕を開けた御遠忌。期間中には五村・長浜両別院を会場に讃仰記念講演会を開き、5月3日には子ども200人、保護者・スタッフを含めると総勢500人近い人が参集した「子ども御遠忌」を行い、次世代への念仏相続継承を願いました。

 更に長浜市や商店街の協力のもと、地元博物館と連携して「親鸞と真宗文化―長浜3会場展示会」を行い、信仰心篤い湖北の真宗教化の一翼を担った両別院の歴史を顕彰しました。黒壁ガラス館の作家によるオリジナルガラス作品の展示や、早川鉄兵氏の仏教世界を表現したアート作品が本堂襖絵として飾られ、人びとを魅了しました。

 最終日の長浜別院御満座には、大谷暢裕門首後継者がご出向され、結願日中が厳かに勤まりました。当日は400人が帰敬式を受式し、200人の子どもが参加した稚児行列が町を練り歩き、市民や観光客らも長浜の御遠忌を楽しんでくださいました。

 皆様方の今日までの御懇念やご協力によって、好天に恵まれ盛大に円成となりましたこと、心より感謝申し上げます。50年に一度の御勝縁にお遇いできたことをとても喜んでおります。いよいよ親鸞聖人のみ教えに心を寄せ、聞法に皆様と共に精進させていただきたいと思っています。


五村別院の様子


長浜別院の様子

2019年06月02日