ミニ法話⑪

ミニ法話-川柳シリーズ第11回-

「散髪代 俺は千円犬一万円」



 2016年に発表されたアニコム損保株式会社によると、1年間に一頭のペットへ支出した費用は、犬が34万円、猫が16万円という結果が出ています。

 今は、犬も猫も平均寿命が年々延びて、15年くらい生きられるようになっています。15年飼育したとして、それにかかる費用は、犬の場合510万円、猫の場合240万円必要となります。

 ペットを飼っている人は、犬が約14%、猫が13%で、その他小動物も含めると、日本全人口の35%が何らかの動物をペットとして飼育しておられます。一番飼育率の高い年齢は犬・猫共に50歳代で次は60歳代です。

 ペットを飼うきっかけは、「暮らしの中で、癒しがほしいから」「家庭のコミュニケーションが良くなりそうだから」が一番多いそうです。

 ここでも人間関係の複雑な関係が、投影しているように思われます。

 

2018年09月18日