推進員養成講座の実施

 28年度、教区から指定を受け推進員養成講座を開催しました。推進員養成講座とは、お寺のことや親鸞聖人の教えの基礎的なことを学んでいただくものです。スタッフとして若手の住職や若院に加わっていただき、ご門徒の皆さんととみに将来を担っていただく人を生み出すことを願いとしています。

1 テーマ、講師、参加者
 今回のテーマは「私がこれから大事にしたいこと」で、前期講習5回、本山での後期講習、計6回の研修が行われました。
 講師に老泉俊樹師(大垣教区第17組圓超寺住職)をお迎えし、参加者の13ヶ寺28人、さらに若手住職寺族4人、これまでに養成講座を修了されている門徒3人をスタッフにして実施しました。

 2 前期講習
 前期講習として、組内寺院を会場に5回の研修が行い、寺の歴史や存在意義、あり方について学び、寺についての基礎知識や関心を深めました。

 第1回  9月 2日(土) 来入寺(千 田) 寺と私「風景」化した寺 
 第2回  9月23日(土) 明徳寺(黒 田) 寺の歴史「どうして寺が生まれたか」
 第3回 10月14日(土) 充満寺(西 野) 人と人をつなぐ寺「念仏が作る社会」
 第4回 11月25日(土) 長照寺(唐 川) 真宗門徒とは「手を合わせる暮らし」
 第5回 12月 8日(土) 円行寺(西柳野) 次世代に伝えたいこと「本当の幸せとは」

 3 後期講習
 後期講習として、本山で二泊三日の本廟奉仕を行いました。前期講習で出た質問内容を含め老泉先生の講義を聴きました。さらに御修復を終えた御影堂、阿弥陀堂でのお勤め、また座談会や「お内仏のお給仕」、諸殿拝観などをしました。
 今回、帰敬式(おかみそり)を受式された方が10人ありました。最終日には、この度の講習を終えて今後の生活での決意(宣誓文)を各班で発表しました。 講習を通じて、各寺から集まった方々が語り合い寝食をともにして懇親を深めることができました。今後、研修の成果を生かし、また参加者が再び集い交流、研修する日を楽しみにしています。

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2018年01月04日