就任挨拶/正副組長・組教導

組長 就任挨拶

熊野 俊史


 この度、去る3月8日に行われました24組長選挙の開票結果により、組長職を受けさせていただくことになりました了覺寺(高月町熊野)の熊野俊史でございます。

 まだまだ、世間知らずの若輩者ではありますが、皆様からのご指導ご鞭撻のほどをお願い致します。

 さて、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が本当に身近に感じられるこの頃、真宗大谷派、長浜教区は勿論のこと24組におきましても、数々の教化事業を中止(又は延期)という状況になっております。ご不便・ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解・ご協力の程お願いいたします。

 そのような状況の中ではありますが、約3年間組長としてできることを考えてみますと、今迄多くの先達の尊ばれる観念を引き継ぎ、何を行うにもプラス思考に持っていけるように、微力ではございますが進めてまいりたいと思っております。

 また、皆さまの内にある秘めた思い、いい意味で身に染みている土徳感情を老若男女問わず、揺さぶり動かすボタンをONするようにできないかなとも思っております。また、次の世代にバトンを繋ぐのに大切なことは伝承し、省略できることはスリム化して、有望な宝である若い人を増やしていきたいと思っております。

 今後とも、24組の諸事業・活動に格別のご高配を賜りますようお願い申し上げます。


副組長 就任挨拶

高橋 宗明


 このたび正副組長選挙の結果、副組長の職を拝命することになりました。その責任の重さに対する不安が、日に日に大きくなっています。もとより、若輩者でありますありますが自分なりに、この職を精一杯遂行して参りたいと考えています。

 現在、長浜教区管内の真宗寺院では「お勤め」の声「念仏」の声が小さくなったように感じられます。昔のような「寺に響き渡る声明」とまではいかなくても「声明」を次の世代に受け渡すことが重要ではないでしょうか。

 先人から受け継がれてきた数多くの「土徳」の中のひとつとして、次の世代に「お勤め」や「念仏」の声を継承していければと思っています。

 これから3年間と限られた期間ではありますが、皆さまからのご教示を仰ぎながら精一杯務めさせていただきますので、温かいご指導・ご鞭撻を賜りますようによろしくお願いいたします。

 


組教導 就任挨拶

美濃部俊裕

 この度、熊野組長さんより組教導の依頼を受けました。微力ではありますが、新しい正副組長様のお手伝いをさせていただく気持ちでお引き受けいたしました。

 私は組長を2期務めさせていただきました。組内のご住職、坊守様をはじめ、ご門徒の皆様にはご支援ご協力をいただき心よりお礼申し上げます。組同朋大会など、最後の1か月の事業がコロナウイルスの影響で実施できなくなり大変残念でした。

 長浜教区や各組の教化の体制や内容は、今から40年位前にできたものです。社会状況も激変し、人々の考え方や感じ方も多様化しています。長浜教区のアンケート調査の結果からも、各組各寺院の状況に大きな差異が生じていることがわかります。

 私は、お寺を一律にとらえず、様々な違いを踏まえたうえで、組の教化活動を工夫していく必要があると思っています。以前から共同教化の重要性がいわれています。近隣のお寺と行事や教化を共同で行ったり、組の教化活動をより活性化したりすることが大切であると改めて感じています。

 皆さんと共に親鸞聖人の教えを聞き確かめていていきましょう。

 

2020年05月06日